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- ネイビス島は独立志向が強め?
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2016.07.24 Sunday
セントクリストファー・ネイビスの二日目。
今日はセントクリストファー(セントキッツ)ともう一つの島、ネイビス島へ行ってみる事に。
国名がそのまんまだけど、この国はセントキッツ島とネイビス島からなっているのよね。
地図で見るとこんな感じ。
バセテールのフェリー乗り場から、三社ぐらいが時間バラバラに運行しているが、実質は1時間に1本運行してると考えれば良い。
運賃は片道25Cドル(1000円)と港使用料で1Cドルと、けっこうお高め。
カリブは物価が高いのでバックパッカーには泣かせものです。。
船前方のデッキに座り、心地よい風に当たりながら進む。
そーいやこのセントキッツには、この真ん中の人みたいなラスタがかなり多い。
いや、カリブはどこでも多いのかもだけど。
ネイビス島が見えてきた。
雲がかかってるけど真ん中に大きい山があるね。
セントキッツもネイビスも、この辺りは火山でできた島らしい。
フェリーは1時間弱で到着。
港には「WELCOME TO NEVIS」の文字が。
こちらがネイビスの旗。
左上のがセントキッツの国旗だけど、ここはまた別の旗を掲げている。
さて、こうしてやってきたネイビス。
あまり見どころもなさそうだけどわざわざ?やってきた理由の一つに「分離独立の意識が強い」ってのがある。
なんでもセントキッツ島の中心的な支配に不満の声があり、実際にネイビスの分離独立を問う住民投票では61.8%、なんと過半数以上が分離独立に賛成したらしい。
が、独立に必要な票は三分の二(66.7%)だったようで、結果的にはネイビス島の分離独立はならなかったようだ。。
いやでもけっこう接戦での結果なわけよね。
セントキッツとなにが違うんだ??ってのも気になり来てみたかったわけです。
もしかしたらそのうち独立するかも知れないし笑
とりあえず着いたのは中心の町チャールズタウン。
が、えらい小規模な町だ。。
市場があって多少は人がいるが。
ご飯屋。
たくさん並べられた鍋に色々入っている。
セントキッツ料理はまた最後に書きます。
ふむ、、、町中心は「観光」という点ではほんとなにもない。
一応ロンプラには、ユダヤ人の墓とかシナゴーク跡みたいのが載ってたけど素通りしてしまうほど小規模なものだったし。
なので、とりあえず「Nevis」と書かれているものを色々写真に撮るぐらい。
こちらは湧き水スポットだったようだが閉鎖されてた。。
こちらはNevis博物館。
が、あまりそそられる感じではないのでパス笑
このネイビス島での一番の見所はやはりその「自然」みたいだね。
中心にあるこの山へのトレッキングや、ビーチなんかが人気のようだ。
地図で見ると2kmほど歩けばビーチがあるようなので行ってみた。
港からはずらーっとカリブの島々の国旗が並んでいる通りを歩く。
と思ったら日本とかタイの国旗もあった笑
どんな基準でこの旗があるのかわからん。
さて、ビーチへと到着。
おー、町から離れてるしさすがに綺麗な海だね。
カリブではとりあえずこうした海が最大の見所かな。
ビーチをずっと歩いていると、でかいリゾートホテルがあった。
ちょっと見てみるとFour Seasons Hotelだった。
高級ホテルとは無縁な自分でも知ってるようなホテルだ。
ってかこんな立派なホテルがネイビスにあったとは。。
なにもせずこうして自然を楽しむリゾートとしては最高の場所なのかもね。
まぁネイビスはこんな感じかね。。
セントキッツからの独立意識が高いって事だったけど、普通に歩いている分にはそんな感じには全然見えなかったかな。
ってか余計なお世話だけど、こんな小さい島で独立してやっていけるのか?っていう気がする。。
日本で例えればだけど、伊豆大島とか利尻島みたいのが独立したいとか言ってるようなもんだ。
まぁ現地住人が良いならいいんだけどさ。
でも先のセントマーチンとか、今回は行かないけどフランス領のグアドプールやマルティニークはけっこう栄えているって聞いた。
結局、経済的にしっかりしてる国とくっついてた方が良いような。。
もちろん経済的な豊かさと精神的な豊かさ(幸福度)は違うけどさ。
そーいやダライラマの講話に参加した時に、主催が韓国の仏教グループだったんだけど、ダライラマがそこで「韓国は経済的には豊かだけど自殺者が多いですね」って言ってたな。
経済的な豊かさを取るか、幸福度を取るか。。
今後のネイビスにも注目ですね。
もしかしたら独立して経済も幸福度もうまくいくかもしれんし。
さて、ネイビス島を後にしてセントキッツへ戻る。
こちらではもう一ヵ所行きたい場所があった。
それが世界遺産にもなってるブリムストーン・ヒル要塞だ。
バセデールのフェリー乗り場の前から出ているバンでこの要塞のふもとにこれるが、ここから要塞までは30分ほど山道を歩いていくのだが暑いしなかなかしんどかった。。
まぁ道中はこんな感じで木に覆われているし、野生の猿も見れたのでちょっとしたハイキング気分ですな。
汗だくになりつつ、さらに入場料の10USDを払ってようやく着いた。
でもそれだけの甲斐もあるぐらい、このブルムストーンはかなりよかった。
保存状態もよく(修復されたかもだが)、かなりの規模の要塞。
さらに、ここからのカリブの海も眺めがほんと綺麗だったのよね。
苦労して着いた分、ゆっくりじっくりと周る。
頂上にある要塞。
片側は海、裏手を見ると山があって雰囲気も良いね。
このブリムストーン要塞はイギリスが作ったものだが、のちにフランスに攻められた時にかなり粘ったという鉄壁の要塞だったらしい。まぁ結局はフランスに降伏したようだが。
まぁあっさり書いたがなかなかお気に入りの要塞でした。
さて、これで観光はあらかた満足したので、カウチサーフィンで泊めさせてもらっている家へと戻った。
今日の観光には一応ホストも誘ったんだけど「もう何度も行ってるから。。」との事。まぁそうだろうね笑
てなわけで、ご飯ぐらいは一緒に食べようって事で、一緒にセントキッツ料理を食べにでかけた。
事前に調べたもので、この「ゴートウォター」なる料理が定番の国民食らしい。
ようはヤギ肉のスープなんだけど、シチューとは違ってさらさらのスープ、それでいてトロトロに煮込まれたヤギ肉がなかなか美味しかった。8Cドルで320円。
次は友達がやっているという屋台へ。
さっきのネイビス島での写真のように、鍋が並べられ色んな料理がある。
メニューもあった。
一番上の「Black Pudding」ってのがこれ。
ヤギかなんか知らんけど、なんかの腸にご飯が詰めてあるやつ。
美味しいってわけじゃないけど、なんだか変わった料理なのでOK。
こちらは上から2番目の「Souse」ってやつ。
豚肉のスープなんだけど、豚足の輪切りが豪快に入ったやつ笑
味はやはり豚骨スープみたいな感じだが、豚足をかぶりついたりとなかなか初めて食べるような料理だ。
これはまあまあ美味しかったかな。
てなわけで無事にセントキッツの料理も試す事ができた。
セントキッツの滞在は1泊2日と短かったが、それでも満足できたのはホストのダパオさんのおかげかな。
ありがたいですね。
ダパオさんに空港に送ってもらっちゃって次なる国、アンティグア・バーブーダを目指します。
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- セントクリストファーネイビスでカウチサーフィン
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2016.07.23 Saturday
セントマーチンを離れて次の国、セントクリストファー・ネイビスに到着。
名前長いよね。。
この国はセントクリストファー島とネイビス島と二つの島からなっている国でメインはセントクリストファーの方。
まぁ現地でも国際的にも「St.Kitts and Nevis」となっていて、セントキッツと呼ぶ方が一般的なので今後はこれでいきます。
さて、元々は2泊3日の予定だったんだけど、フライトがキャンセルになったために1泊2日に滞在が短縮されてしまった。
が、小さい国なのでこれででも十分かな?
そして、前日にカウチサーフィンをふと見てみたら、このセントキッツの人が「まだホスト決まってないならウチ来る?」って連絡をくれてたのよね!
これはかなり助かる!
と言うのもこのセントキッツに安宿は皆無で、調べても一番安くても65ドルとかだったのよね。。現地で探しても50ドル以上はするだろう。。
なので野宿する気マンマンだったよね。。
カリブではいつでも野宿できるようにテント持ち込んでるし、実際Google Mapで事前に野宿スポットの目星をつけてたしな。
でも、このダパオさんが連絡くれたのでほんと助かった。
空港から首都バセテールまでは2kmほどなので歩けるぐらいだが、ダパオさんが車で迎えに来てくれた。
軽く挨拶をして車に乗り込んでダパオさんの家に到着。
すると、
「じゃあ僕は友達と会ってくるから」
と言ってダパオさんは早速いなくなってしまった。。笑
なるほど、、、そんな感じね笑
カウチサーフィンするのも久しぶりだが、泊めてくれるホストによって対応が全然違うよね。
このダパオさんみたいに泊めてはくれるけどかなり自由なスタンスの人もいれば、ずっと一緒に行動するホストもいる。
こちらもとりあえずはバセテールの観光をしたかったし、まぁいいか笑
てなわけで家から歩いて10分ほどでバセテールの中心地へ。
ちょうど巨大なクルーズ船が出港するところだった。
パッと見、大きい建物が全くないこのバセテールに異様なほどでかいクルーズ船は完全に異世界の乗り物と言った雰囲気だ。。
このクルーズ船が到着する港周辺は、セントマーチンと同様、小奇麗な土産物屋が並んでいる。
こうした観光業が、この国の大きな収入源になっているんだろうね。
この一帯だけやたら整ってるしな。
さて、他にも歩いてみるか。
バークレー記念時計塔
国立博物館
独立広場
そこに面してあった教会
内部にあった最後の晩餐のレプリカ、ってか写真
こちらはセントジョージ教会
謎の人形笑
ふむ、、1時間ぐらいでガイドブックに載っているな場所は全て周ってしまった笑
思った通りかなり小さな町。
が、路上にはけっこうな人が出ていて、バーでは爆音で音楽が流れてまだ夕方なのに酔っぱらいの姿が町には多い。
そしてみんなボブマーリーみたいな、ラスタみたいな格好の人が多い。。
治安が悪いかはわからないが、あまり好きな雰囲気ではないな。。
まだ行ってないけど、ジャマイカなんかはこんな感じなんだろうね。
歩いていると「チーノ!」とか酔っ払いに絡まれるけど、とりあえず「What's up buddy?」とかてきとーにホームラン打ってベンチに戻ってきたみたいなノリでこぶしどうしを合わせておく笑
こぶし合わせるのって握手よりも友好的な感じで受け入れられるのよね。黒人だけかもしれないけど笑
でも実際これするとあっちもフレンドリーな感じになるのよね。最近よくしてます。
そんなこんなで適当に酔っぱらいをかわしながら歩いてたら、チキンや豚肉をグリルしてる店があって思わず衝動買い。
選んだのは豚肉で、20カリブドルで800円くらい。けっこう高いな。。
まぁかなり量は多かったけど、、半分で半額ぐらいがちょうど良いが。
ってか買ってから思ったけど、このグリルって特にセントキッツ料理ではないよね笑
短い滞在なのでセントキッツ料理を探せば良かった。。
そーいやこのセントキッツ含め、カリブの8つの国(地域)で使われているのがこの東カリブドルだ。
これらの国はイギリス領だった所で、紙幣にはエリザベス女王が描かれている。
海ガメとか魚が描かれていてなんともカリブちっくよね。
裏面には、カリブの地図や色んな国の見どころが描かれてたりもする。
で、この共通東カリブドルを発行している銀行の本店がこのセントキッツにあるみたい。
こちらがその建物。確かに色んな国の旗が立っているね。
ちなみに町中からは遠くて、翌日ダパオさんにドライブに連れて行ったもらった時にたまたま見かけた。
さて日も落ちてきたので、帰りにスーパーでビールを何本か買って家に帰る。
過去にカウチで泊めてもらった時は、扇子をあげたり、カレーを作ったりしたけど今回は特になんの用意もできなかったのでせめてビールでもというね。
でもどうやらダパオさんはまだ帰ってきてなかったようだ。。
待ってるのも暇なので先に1本ビールを飲んだら寝てしまったが笑
↓セントキッツのビール
9時過ぎに部屋をノックする音が、、ダパオさんが帰ってきたらしい。
おぉ、じゃあ改めてビールでも飲んでお話しでもしますか、と思ったらどうやらダパオさんはビール飲まないらしい。あらら
でもそんなダパオさんはなんとこの写真のビールの会社で働いてるらしい笑 まあそういう人もいるか。
すると、ダパオさんはもう夜中だが車でセントキッツを案内してくれた。
一番でかいMarriotのホテルや、ビューポイント、バーストリートなのかを走っていく。
ダパオさんに
今日はチーノチーノと何回も声をかけられたよー中国人じゃないんだけどね。まぁアジア人はみんな一緒に見えるんだろうね
って話をしたら
あーその気持ちはわかるかな 僕もアメリカにいったら「ジャマイカ人か?」って毎回聞かれるよ
との事。。なるほど笑
まぁオレも黒人も白人もどこの国の人か区別つかないしなー。
ダパオさんも旅行が好きなようで、他のカリブの国やアメリカには何回も行っているみたい。
でも
アメリカのビザ取るのに1000ドルかかるけどね
との事。
は?そんな高いの?と思ったら、
どうやらビザ代自体は160ドル。
でも、セントキッツにはアメリカの大使館がなく、バルバドスへ行かなければならない。
バルバドスへの往復航空券が500ドル、さらに発給までの5日〜7日のホテル代を合わせると1000ドルになるという笑
なるほど、、こういう小さい国だと色々大変だよね。
ちなみに日本にも行ってみたいようで、以前トリニダードトバコにある日本大使館に行った事があるらしい。
でもビザは取れなかったみたい。。なんやかんや日本の観光ビザもまだまだ敷居は高いようです。
↓翌日ダパオさんと撮った写真。
カウチも久しぶりだけど、やはりこうして現地の人とじっくり話しができるのは良いなーって改めて思うね。
今後もちょこちょこカウチやっていきたいですね。
さて、こんな感じでお世話になりつつセントキッツを楽しめてます。
明日は「セントキッツ & ネイビス」の、ネイビス側にも行ってみようと思います。
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